業務ワークフロー自動化

止まった理由まで分かる、業務の流れへ。

業務を自動化するときは、順調に進む手順と、確認のために止める手順を両方用意します。申請や情報更新などを想定し、処理の進行と担当者への引き継ぎを整理します。

受付から実行までの分け方

  1. 受け付ける

    対象、依頼内容、識別できる番号を記録します。

  2. 条件を確認する

    必要な情報がそろい、対象の手順で扱えるかを確認します。

  3. 処理案をつくる

    変更する内容と、その根拠を確認できる形にします。

  4. 承認する

    担当者が対象と変更内容を確かめます。

  5. 実行結果を記録する

    成功、失敗、未実行を区別して残します。

受け付ける 条件を確認する条件を確認する 処理案をつくる処理案をつくる 承認する承認する 実行結果を記録する

自動で進めない場面を決める

自動で進めない場面を決める起きたこと検討する扱い
情報が足りない必須項目や参照資料を確認できない推測で埋めず、不足している項目を示して担当者へ戻す
処理の重複同じ依頼が複数回届く、途中からやり直す依頼と実行結果を照合し、重複して変更しない方法を決める
対象外の操作許可された範囲を超える変更が必要になる実行を止め、追加の判断や承認へ引き継ぐ

現在の手順を整理する

  1. 実際の流れを描く

    受付方法、参照する情報、転記先、確認する人を順番に並べます。口頭で処理している例外も書き出してください。

  2. 途中の状態に名前をつける

    受付済み、確認中、承認待ち、完了などを区別します。どの状態から再開できるかを考えるための準備です。

  3. 例外を含めて試す

    情報不足、二重受付、連携先が応答しない場合も確認します。担当者が処理の状態と次にすることを読み取れるかを確かめます。

受付済み・確認中・確認待ちの列と、資料不足で担当者の確認へ戻す流れを示す架空の机上演習。
カードを「確認中」から「確認待ち」へ移し、資料が不足している場合は担当者の確認に戻す流れを示します。

途中で止まった場合は

同じ処理をもう一度実行すればよいですか。

先に、どの操作まで完了しているかを確認する必要があります。やり直すと重複した登録や通知が起きる処理では、記録を照合して再開する地点を決めます。

すべての例外を自動で処理する必要がありますか。

担当者へ戻す手順も設計の一部です。判断に必要な情報と止まった理由を渡し、人が確認しやすい形を検討します。