データ処理・運用エージェント
処理した内容を、後から確かめられる運用へ。
データ処理では、動いたことだけでなく、何が入り、何が変わり、どこで止まったかを確認できることが大切です。日々の取り込みや整理を想定し、検査と反映の境界を考えます。
入力について先に確かめること
- 形式と意味
- 項目名、型、単位、必須項目と、それぞれが示す内容。
- 更新のしかた
- 全体を入れ替えるのか、追加や変更だけを扱うのか。
- 識別する方法
- 同じ対象や処理を判別する番号と、重複の扱い。
- 確認の基準
- 欠損、値の範囲、項目間の関係など、処理前後に確かめる条件。
検査してから反映する流れ
- 取り込み
入力元と対象の範囲を記録します。
- 一時領域で処理
整形や分類の結果を、本番への反映と分けて保持します。
- 結果の検査
件数、欠損、変換の結果と例外を確認します。
- 反映の判断
対象と差分を確認し、実行してよい範囲を決めます。
- 反映と記録
反映した対象、結果、再確認に必要な情報を残します。
失敗したときに再開できるか
- 処理の単位と結果を残す
入力と処理を識別する情報を記録し、成功と失敗を区別します。対象の一部だけが反映された状態も確認できるようにします。
- 再実行の影響を確認する
同じ入力をもう一度扱った場合に、重複した登録や意図しない上書きが起きないかを検討します。削除や一括更新は、承認する範囲を別に定めてください。
- 再開する地点を決める
未実行の対象と確認が必要な対象を分けます。処理を再開した後は、全体の件数と変更内容を照合します。
処理前後で比べる項目
| 処理前後で比べる項目 | 処理前 | 処理後 |
|---|---|---|
| 対象件数 | 受け取った件数と対象外の条件 | 反映済み、未反映、例外として扱った件数 |
| 値と形式 | 元の値、形式、単位 | 変換後の値と、変更の根拠 |
| 再確認 | 入力元と識別情報 | 実行記録、変更した対象、担当者が確認した内容 |
