入手した事実と、利用できる範囲を分ける

素材利用の確認準備を扱うガイドです。個別の利用可否や法的な例外の適用は、権利者や専門家へ確認してください。

文化庁の著作権契約マニュアルは、利用許諾で定めた方法や条件の範囲を確認する考え方を説明しています。購入や受け取りの記録と、どこでどう使えるかを示す資料を組にし、素材の同じ版へ結び付けます。

使い方が変わる部分を取り出す

使い方が変わる部分を取り出す予定を記す確認資料と比べる
掲載先を変える社内資料、Web、動画など、今回使う場所。以前の確認が今回の掲載先も対象にしているか。
編集する切り抜き、文字入れ、翻訳、他素材との組み合わせ。予定する編集について条件や不明点がないか。
再び使う新しい制作物、期間、利用する人。過去の条件を今回にも当てはめてよいか。
第三者から受け取る提供者、元の出所、添えられた条件。提供者の説明と、根拠となる資料が対応しているか。

AI素材にも、制作の経路を残す

生成に使ったサービス、参照した素材、制作時の条件、編集した部分を整理します。生成されたという説明を利用許可の根拠に置き換えず、出力の内容と公開予定について確認が必要な点を分けてください。

確認した内容を、公開する版へ渡す

公開前に素材が差し替わる場合も見込んで整理します。

  1. 最終版の一覧を作る

    実際に使う素材と見本を並べ、音や背景の素材も含めます。確認資料のない項目を、一覧から省いて見えなくしないようにします。

  2. 質問を具体的にする

    素材の識別、掲載先、編集内容、期間などを示し、分からない条件を尋ねます。回答が対象にしている版や利用予定も確認します。

  3. 変更を再確認する

    差し替えや用途変更があれば、影響する条件を見直します。制約や未回答の点を、素材を受け取る担当へ一緒に渡します。

判断を急がないために

クレジットを書けば使えますか。

クレジットの記載と利用できる範囲は分けて確認します。必要な許諾や条件について不明な点があれば、具体的な使い方を示して確かめてください。

参考にした画像と似ている気がします。

参照元、作り方、出力、使い方を整理して確認へ回します。似ているかどうかだけで、このページから法的な結論を出すことはできません。