ページの目的を、利用者の作業に置き換える

説明を読む、選択肢を比べる、問い合わせを送るなど、確認する作業を決めます。どの操作方法で、どこまで進めると完了かを明らかにします。

支援技術や操作方法によって困る箇所は異なります。確認した環境と確認していない範囲を分け、利用者全員が使えるという保証には置き換えません。

自動検査と実操作で異なる確認をする

自動検査と実操作で異なる確認をする確認の例記録したいこと
機械的な検出構造や指定の欠落を検出する検査対象の版、条件、検出内容
キーボードなどの操作順序、現在位置、操作の到達と復帰を試す使った操作、止まった箇所、復帰方法
読み上げや表示の変更説明の順序や拡大した状態を確認する環境、設定、欠けたり伝わらなかった内容

困った場面を、修正後の確認につなげる

  1. 作業と環境を記す

    端末、画面、入力方法や支援技術など、再現に必要な条件を残します。

  2. 利用への影響を確かめる

    見つけにくいのか、操作できないのか、誤って伝わるのかを分けて記録します。

  3. 同じ作業をやり直す

    修正した版で到達と復帰を確認します。隣接する操作に別の問題が出ていないかも見ます。

確認範囲を広げる時期を決める

代表的な作業から始め、共通部品や類似するページへ確認を広げます。公開後に利用者から分かった問題も、同じ記録へ追加します。

この想定例は特定の規格への適合判定や法的評価ではありません。適合を示す必要がある場合は、対象・基準・評価方法を別に定める検討が必要です。

利用しやすさを評価する際の疑問

自動検査で問題がなければ十分ですか。

検出されない操作上の問題もあります。実際に目的の作業を進め、説明や操作の順序を確認します。

確認していない環境はどう記載しますか。

確認済みの環境と区別して残します。未確認を合格と扱わず、追加確認の優先順位を決めます。