一つの案内を読み、次へ進めるか

イベントの案内を読んで、必要な条件を見つけ、問い合わせ先へ進む架空の場面を考えます。文字が表示されること、内容が伝わること、操作で目的地へ進めることを分けて確かめます。

まず利用環境と達成したい操作を選び、確認する順番を決めます。結果には条件、つまずいた箇所、未確認の範囲を残すと、修正と次の確認をつなげやすくなります。

情報と操作を別の観点で確認する

情報と操作を別の観点で確認する検討する表現や機能確認する場面の例
文字で読む見出し、短い説明、動画の字幕や文字起こし。拡大して読めるか。音を聞かずに必要な情報を得られるか。
音声で受け取る読み上げ順序、画像の代替説明、必要な映像の説明。画面を見ない場合にも内容と操作対象が分かるか。
操作して進むキーボードの移動順、見えるフォーカス、停止操作。マウスを使わず次の操作を選べるか。

確認方法ごとに結果を残す

  1. 対象と条件を決める

    対象のページ、操作、端末、ブラウザ、支援技術を具体化します。優先して試す場面を選び、後から範囲を広げられる一覧にします。

  2. 表示と操作を試す

    文字拡大、キーボード、読み上げなどを別々に確認し、つまずいた箇所と再現条件を記録します。

  3. 修正後に同じ場面へ戻る

    同じ条件で修正した箇所を再確認し、他の利用方法への影響も調べます。機械による検査、担当者の操作確認、利用者と行う確認を分けて記録します。

相談時に持ち寄る確認材料

入口となる情報
対象ページ、達成したい操作、困っている場面、分かる範囲の利用環境。
成果物の例
課題の整理表、表現の修正案、確認条件と結果の記録。
判断を保留する部分
未確認の操作、未対応の環境、専門的な評価や利用者確認が必要な点。

利用者と行う確認の目的を決める

利用者に参加してもらう段階では、何を確かめるか、どの操作を試すか、記録をどう使うかを共有する計画にします。事前に用意した手順を試してもらうだけでなく、想定外のつまずきも残します。

参加者ごとに使い慣れた方法と実際に試した場面を記録します。共通したつまずきと個別の要望を整理し、修正候補、追加の確認、保留する項目へ分けて相談します。

確認の範囲を広げる前に

最初にどのページや操作を選ぶとよいですか。

利用者が目的を達成するために通る入口、情報確認、次の操作を一つの流れにします。問い合わせや利用状況から困りごとの多い場面を選び、文字、キーボード、読み上げの確認を組み合わせます。

字幕と文字起こしはどう使い分けますか。

字幕は映像の進行に合わせて情報を示し、文字起こしは後から内容を読み返す用途にも使います。歌詞、会話、重要な音、映像だけで伝える情報を整理して、必要な補足を選びます。