ファイルと判断を、同じ記録につなぐ
- 素材と原本
- 入手元、保存した原本、使える範囲を区別して記録します。原本の保存場所を変えた場合も辿れるようにします。
- 生成と編集
- 実際に使ったモデル、指示、参照画像、編集工程を残します。確認できない版や設定は推測で補いません。
- 採用と確認
- 採用したファイル、確認者、確認の対象、日付を結びます。別の候補を確認した記録を流用しません。
- 公開と差替え
- 公開URL、配信用に変換したファイル、元の採用版を対応させます。差替え後も過去の関係を残します。
公開版から、ひとつずつ遡ってみる
- いま配信しているファイルを選ぶ
制作フォルダの完成版ではなく、実際に公開先へ置いた対象を起点にします。
- 変換元と加工内容を辿る
サイズ変更や動画圧縮など、公開用に加えた工程と、その前のファイルを確認します。
- 原本と判断を確認する
素材の原本、実行記録、採用理由へ到達できるかを確かめます。途切れる箇所は未確認として残します。
来歴から分かることと、別に確かめること
| 来歴から分かることと、別に確かめること | 制作・編集の経緯 | 表現や内容の妥当性 |
|---|---|---|
| 例 | どの原本から、どの版が作られたか。 | 映っている出来事が実際に起きたか。 |
| 確認方法 | ファイルと記録の対応を辿る。 | 一次情報や関係者の確認と照合する。 |
| 記録が不足した場合 | 分からない工程を明示する。 | 不足を理由に、真偽を自動で決めない。 |
記録を残す際の疑問
ファイル名が同じなら、同じ画像として扱えますか。
上書きで中身が変わることがあります。版の識別子やファイルの照合情報を使い、確認した中身と公開する中身を対応させます。
すべての工程を確認できない素材はどう記録しますか。
確認できた入手元や編集工程と、未確認の範囲を分けて残します。存在しない履歴を後から作って埋めないことが大切です。
