媒体に合わせて、確認する単位を選ぶ
- 文章
- 見出しだけでなく本文、画像説明、操作ラベルを読む範囲に含めます。元の資料と照らす必要がある主張を区別します。
- 画像
- 全体を見て主題と構図を確認し、必要な部分を拡大して文字や手、接触、欠けを調べます。
- 動画
- 通常速度で始まりから終わりまで再生します。静止画の抜き出しだけでは、動きやタイミングの確認を終えません。
- 音声
- 実際の音を聴きます。波形や字幕が整っていることを、発音、音量、余韻の確認に置き換えません。
判断できる材料と、戻せる操作を用意する
- 確認する版を固定する
対象ファイルと、目的、注意して見たい箇所をまとめます。途中で別の版に置き換えないようにします。
- 採用・修正・保留を選ぶ
何を直すかを、文章の箇所や動画の時点まで指定します。判断に必要な情報がなければ保留できるようにします。
- 判断をその版へ結び付ける
確認者、日付、対象、確認した範囲を残します。修正したファイルは新しい版として確認へ戻します。
機械による検査と、人の判断を組み合わせる
| 機械による検査と、人の判断を組み合わせる | 機械で確かめやすいこと | 人が実物から判断すること |
|---|---|---|
| 文章・画面 | 必須項目、リンク、表示範囲。 | 意味、読みやすさ、伝わる順序。 |
| 映像・音声 | 形式、長さ、音声や字幕の有無。 | 自然さ、実際の聞こえ方、表現の意図。 |
| 記録 | 対象の識別、版の一致、確認の有無。 | 採否の理由と、判断できなかった範囲。 |
小さな修正でも、確認対象への影響を見る
誤字だけの修正と、画像や音源の差替えでは再確認する範囲が異なります。変更した内容と影響する箇所を示し、必要な部分を改めて確認します。
確認者が画面を見ただけなのか、音声も聴いたのかを区別します。独立レビューを設ける場合は、制作者と同じ判断を自動で引き継がず、別の視点で対象を確認できる形にします。
確認を依頼するときの疑問
動画を無音で見た場合、確認済みにできますか。
映像を見た記録と、音声を聴いた記録を分けます。音声が必要な動画は、音声付きの実物を確認するまでその範囲を未確認にします。
確認後に配信用へ圧縮したら、再生確認は必要ですか。
公開するファイルでも、欠け、音、字幕、終わり方を確認します。採用原本と配信版の対応を残します。
