止める・残す・知らせるを、並行して整理する

  1. 広がる操作を見極める

    自動送信や公開など、継続すると影響が広がる操作を特定します。停止による影響も考え、担当者が範囲を決めます。

  2. 停止を遅らせず、経過を残す

    必要な停止を記録作業のために遅らせず、可能な範囲で対象の版、発生時刻、確認できた出力や操作を残します。再現のために同じ外部送信を繰り返さないようにします。

  3. 必要な相手へ事実を伝える

    確認できた事実、未確認の範囲、当面の対応、次に連絡する条件を整理します。推測を確定事項として伝えません。

「失敗した」の中身を分けて確かめる

表示だけの不備
元のデータや送信処理も影響を受けたかを調べます。画面のエラー表示だけで処理全体の失敗とは決めません。
実行済みの操作
送信先や保存先で何が起きたかを確認します。再開時に同じ処理が重複しない条件を整理します。
影響する版
いつからどの版を使っていたかを調べます。他のページや連携先も同じ素材・設定を参照していないかを確認します。
利用者の報告
報告者に必要以上の情報を再送してもらわず、対象URLや時点など調査に必要な範囲を確認します。

復旧の選択肢を、根拠と一緒に決める

復旧の選択肢を、根拠と一緒に決める確認済みの版へ戻す修正した版を使う
判断材料以前の版が現在の条件でも使えるか。原因と修正内容、確認できた範囲。
事前確認元の版と必要な関連データを揃える。問題の条件と主要な利用場面を再確認する。
再開後戻した版で新しい不整合が出ていないか見る。修正の効果と別の影響がないか見る。

原因の説明を、次の確認項目へつなぐ

出来事の時系列と、判断した時点の情報を分けて残します。後から分かった情報で、当時から原因が明らかだったように書き換えないことが大切です。

再発防止は「注意する」で終えず、入力、確認、監視、停止操作のどこを変えるかまで決めます。変更後に何を試せば改善を確かめられるかも、同じ記録へ結び付けます。

復旧を急ぐときの判断

原因が分からない間は、何もできませんか。

確かめられた影響から、範囲を限定した停止や代替手順を検討します。原因の調査と影響を抑える対応は分けて進めます。

復旧できたら、記録を閉じてよいですか。

再開後の確認と、残った調査・修正を区別します。利用者への連絡が必要な場合は、担当と次の対応も残します。