止める・残す・知らせるを、並行して整理する
- 広がる操作を見極める
自動送信や公開など、継続すると影響が広がる操作を特定します。停止による影響も考え、担当者が範囲を決めます。
- 停止を遅らせず、経過を残す
必要な停止を記録作業のために遅らせず、可能な範囲で対象の版、発生時刻、確認できた出力や操作を残します。再現のために同じ外部送信を繰り返さないようにします。
- 必要な相手へ事実を伝える
確認できた事実、未確認の範囲、当面の対応、次に連絡する条件を整理します。推測を確定事項として伝えません。
「失敗した」の中身を分けて確かめる
- 表示だけの不備
- 元のデータや送信処理も影響を受けたかを調べます。画面のエラー表示だけで処理全体の失敗とは決めません。
- 実行済みの操作
- 送信先や保存先で何が起きたかを確認します。再開時に同じ処理が重複しない条件を整理します。
- 影響する版
- いつからどの版を使っていたかを調べます。他のページや連携先も同じ素材・設定を参照していないかを確認します。
- 利用者の報告
- 報告者に必要以上の情報を再送してもらわず、対象URLや時点など調査に必要な範囲を確認します。
復旧の選択肢を、根拠と一緒に決める
| 復旧の選択肢を、根拠と一緒に決める | 確認済みの版へ戻す | 修正した版を使う |
|---|---|---|
| 判断材料 | 以前の版が現在の条件でも使えるか。 | 原因と修正内容、確認できた範囲。 |
| 事前確認 | 元の版と必要な関連データを揃える。 | 問題の条件と主要な利用場面を再確認する。 |
| 再開後 | 戻した版で新しい不整合が出ていないか見る。 | 修正の効果と別の影響がないか見る。 |
原因の説明を、次の確認項目へつなぐ
出来事の時系列と、判断した時点の情報を分けて残します。後から分かった情報で、当時から原因が明らかだったように書き換えないことが大切です。
再発防止は「注意する」で終えず、入力、確認、監視、停止操作のどこを変えるかまで決めます。変更後に何を試せば改善を確かめられるかも、同じ記録へ結び付けます。
復旧を急ぐときの判断
原因が分からない間は、何もできませんか。
確かめられた影響から、範囲を限定した停止や代替手順を検討します。原因の調査と影響を抑える対応は分けて進めます。
復旧できたら、記録を閉じてよいですか。
再開後の確認と、残った調査・修正を区別します。利用者への連絡が必要な場合は、担当と次の対応も残します。
