一つのカットに、一つの役割を持たせる
- 場面を伝える
- 場所と人物の関係を見せる全景です。次に誰を見るのかが分かる構図を選びます。
- 動作を見せる
- 歌う表情や楽器の手元など、必要な情報へ寄ります。動きの途中をどこからどこまで使うかを決めます。
- 流れをつなぐ
- 前後の動作、視線、曲の展開を受け渡します。単独の画の印象だけでなく、続けたときの意味を確かめます。
- 終わりを作る
- 余韻を残すのか、次の場面へ送るのかを決めます。必要な音や動きを途中で切らないようにします。
粗くつないでから、切り替えを詰める
- 使う区間を選ぶ
素材全体を確認し、使う始点と終点を決めます。修正が必要な候補は、採用する区間と区別します。
- 順序を通して見る
大きな流れを先に作り、場面や人物の関係が分かるかを確認します。
- 切り替えの前後を調整する
カットの端を調整し、動き、視線、音のつながりを確かめます。短い切り替えも、前後を含めて再生します。
映像の切り替えと、音の継続を分ける
| 映像の切り替えと、音の継続を分ける | 映像で確認する | 音で確認する |
|---|---|---|
| 切り替え位置 | 動作や視線が飛ばないか、見せたい情報が残るか。 | 曲や声が不自然に途切れないか。 |
| 版の変更 | 差し替えたカットと前後の関係。 | 採用音源の版、開始位置、映像とのずれ。 |
| 最終確認 | 掲載するファイルを先頭から終端まで再生する。 | 同じファイルを音付きで聴き、音量と終わり方を確かめる。 |
修正指示を、同じ版の同じ時点に結び付ける
「少し短くする」「ここが気になる」という指示には、対象の版と区間を添えます。カットを入れ替えると時点も変わるため、以前の指示がどの部分を指していたかを追えるようにします。
必要なら修正前後を残し、直した箇所と、その変更で影響を受けた前後を確認します。最新版という名前だけに頼らず、確認したファイルを識別できる状態にします。
書き出し後に見落としたくないこと
編集画面で再生できれば、そのまま掲載できますか。
書き出したファイルでも比率、画の欠け、音、開始と終わりを確認します。掲載先での表示や再生操作は、編集画面とは別に確かめます。
ループの見た目だけ確認すれば十分ですか。
ループを使う場合のつなぎ目と、繰り返さずに終端へ達する場合を分けて確認します。ポスターの静止画を見ただけで再生確認済みにはしません。
