確認する条件をそろえる

成果物を受け渡すときに、双方が同じ対象と条件で確認するためのガイドです。

目的に合う表現かを話し合うことと、合意した形式や機能を満たすかを確かめることは、判断の材料が異なります。どちらの確認かを先に伝え、参照する条件と成果物の版をそろえます。

確認時に残す四つの情報

確認時に残す四つの情報記録する内容再確認に必要な点
対象ファイル、版、ページや時間位置。相手が同じ箇所を開けるか。
条件端末、画面サイズ、再生方法、入力内容など。条件の違いが結果へ影響していないか。
観察したこと実際の表示や動作、期待との違い。解釈や希望と、観察した事実を分けているか。
次の確認修正する対象、判断する人、確認方法。更新した版と、確認結果を結び付けられるか。

受け渡しの確認を進める

一括して「問題なし」とする前に、見た範囲を残します。

  1. 対象一式をそろえる

    成果物の一覧と実際のファイルを照合します。確認用と公開用など、用途の違う版がある場合は、使い分けも確かめます。

  2. 合意条件と利用場面を確認する

    形式や必要な内容を確認した上で、使う場面でも表示や動作を見ます。確認できなかった環境や条件は、結果と分けて記録します。

  3. 修正版を確認し直す

    修正箇所と影響し得る周辺を確認し、どの版で確認したかを残します。古い版への指摘を解消済みの版へ再適用しないようにします。

確認外の範囲を見えるようにする

一つの端末で見た結果を、すべての端末の結果へ広げないようにします。必要な確認範囲と実施した範囲に差があれば、追加の確認か、使う条件の見直しかを相談してください。

指摘を伝えるとき

「イメージと違う」と感じた場合はどう伝えますか。

違いを感じた箇所と、期待する使われ方や印象を伝えます。仕様への適合とは別の話として整理すると、表現の調整と不具合の確認を分けて進められます。

相手の環境では問題が再現しません。

版と操作手順、環境の違いを順に比べます。画像や記録を共有する場合は、必要な箇所に絞り、共有してよい情報だけを含めてください。