成果物を使う場面から始める
依頼する側と引き受ける側が、同じ条件で相談するための準備を扱います。
「動画を一本」だけでなく、見る人、掲載先、伝えたい内容、使い始めたい時期を添えます。まだ決まっていない内容は、依頼前に決めるものと、提案を受けて考えるものへ分けてください。
依頼メモに残す四つの範囲
| 依頼メモに残す四つの範囲 | 書く内容 | 比較するときの確認 |
|---|---|---|
| 受け取るもの | 完成物、形式、長さや画面数など、現時点で分かる範囲。 | 案に含まれる成果物と含まれない成果物をそろえる。 |
| 作業の分担 | 素材の準備、原稿作成、内容確認などの担当。 | 自分たちで行う作業が増える案かどうかを確かめる。 |
| 途中の確認 | 確認する版、判断する人、返答の予定。 | 確認や修正の範囲が同じかを比べる。 |
| 受け渡し後 | 公開作業、更新、保管、問い合わせへの対応。 | 制作費に含まれる範囲と、別途相談する範囲を分ける。 |
提案を比べてから、条件を確かめる
同じ依頼メモを基準に、差がある箇所を見つけます。
- 含まれる範囲を並べる
金額の横に成果物、担当、確認回数や期間など、案に明記された条件を並べます。空欄を含まれるものと推測しません。
- 未確定の条件を質問する
追加費用や日程に関係する前提、変更時の扱い、必要な素材の期限を確認します。回答は、どの案への回答か分かる形で残します。
- 合意する版をそろえる
採用する案と追加回答を一緒に確認します。古い見積もりや別の案が作業指示へ混ざらないよう、使用する版を明示してください。
依頼前によくある迷い
仕様を全部決めないと相談できませんか。
分かっている目的、使う場面、希望時期と、相談しながら決めたい項目を分けて伝えられます。未確定の点が、見積もりや進め方へどう影響するかを確認してください。
金額に大きな差があるときは何を見ますか。
まず作業範囲と成果物、素材の用意、修正や納品後の対応を比べます。条件をそろえた上で、それぞれの案が目的に合うかを検討します。
