自分の問いを先に置く

ここでは方針を読む観点を扱います。会社の具体的な制度や実施内容については、該当する案内と根拠を別に確認してください。

「この制作方法を選ぶ理由を説明したい」「運用を変える前に確認したい」など、読む目的を一つ決めます。気になる言葉を拾うだけでなく、その言葉がどんな判断に関係するかを書き添えてください。

方針から読み取る四つの観点

方針から読み取る四つの観点読む箇所確認したいこと
目的何のために、その考え方を置いているか。解決したい問題や守りたい価値が、自分の問いと関係するか。
対象利用者、業務、制作物、運用などの範囲。自分の対象が含まれるか、対象外の条件があるか。
判断条件品質、使いやすさ、作業負担など、選択時に考えること。条件が競合するときに何を確認するか。
運用との接点具体的な手順や確認先への案内。方針だけでは決められない点を、どこで確かめるか。

具体例に当てはめて読む

例への当てはめは、自分の解釈として区別します。

  1. 原文と解釈を分ける

    根拠にした文と、自分の仕事への当てはめを別々に書きます。原文にない条件を、会社の決まりとして足さないようにします。

  2. 選択肢を並べる

    現状を続ける案も含め、品質や使い方、運用の手間がどう変わるかを比べます。分からない点は確認事項へ残します。

  3. 確認したい点を絞る

    方針の適用範囲、具体的な手順、判断を求める点を分けて質問します。質問には参照した箇所を添えてください。

方針を読むときの疑問

抽象的な言葉が多く、仕事へ結び付けられません。

いま迷っている選択を一つ取り出し、誰にとって何が変わるかを書きます。原文と関係する部分、原文だけでは判断できない部分を分けると、必要な質問を作りやすくなります。

方針に書かれていれば、すでに実施されていると考えてよいですか。

考え方や目指す方向と、実施した事実は分けて読みます。実施時期や対象、具体的な内容を示す案内があるか確かめてください。