書き出す前に、受入条件を揃える

何に使うファイルか
閲覧・配信・上映・再編集のどれに使うかを共有します。同じ用途名でも条件が違うため、受け取る担当や掲載先の指定を確認します。
映像と音の条件
ファイル形式、画面の大きさと比率、フレームレート、色や音声チャンネルの扱いなど、指定資料を持ち寄ります。未確認の仕様は決定済みにしません。
確定する版
映像、曲や音、字幕、最後の案内をそれぞれ確認した版に揃えます。納品後に差し替える可能性があるものは別に記録します。

完成ファイルと、再利用する資料を分ける

完成ファイルと、再利用する資料を分ける渡すものの例事前に決める範囲
見るための完成版掲載や確認に使う、映像と音をまとめたファイル。掲載先の条件、字幕を含める方法、言語や画角ごとの必要な版。
別に使う素材字幕、音声、静止画など、用途に応じて分けるデータ。必要な形式と対応する映像の版、開始位置、利用できる範囲。
再編集する資料編集データや素材の一覧、使用環境と引継ぎメモ。共有できる素材、使用環境や版、再現に必要なもの。すべてを一律に含む納品ではありません。

実際に渡すファイルで、最初から確かめる

  1. 書き出したものを開く

    ファイルが開き、指定した版や長さになっているかを確認します。編集画面の見え方だけで、納品物の状態を判断しません。

  2. 映像・音・文字を通す

    最初から最後まで再生し、画面の欠け、音の切れ、字幕と映像の対応、終わり方を見ます。バンドMVなら、採用曲の版や終わりの余韻も確認します。

  3. 受け取る環境へつなぐ

    確認できる掲載先や再生環境で試し、確認結果と未確認の条件を残します。先方で変更が入る場合は、再確認する版と担当を決めます。

受け取った後も、版がわかるように

納品するファイルと用途、対応する原稿・音・字幕の版、確認した環境を一覧にします。確認待ちや差し替え予定を、完成した項目と混ぜずに記録します。

再納品では、前の版から変えた箇所と、使うべき新しいファイルを明示します。元データを保管する範囲や期間、再編集時に必要な素材の管理も、依頼内容に合わせて決めます。

受け取る側から、よくある確認

納品済みなら、掲載先でも同じ見え方になりますか。

掲載先での再変換や端末の設定により、見え方や聞こえ方が変わる場合があります。納品物の確認と掲載後の確認を分け、実際に確認した条件を共有します。

編集を続けられるデータも受け取れますか。

利用条件と編集環境を確認して、共有できる範囲を決めます。元のプロジェクトだけで再編集できるとは限らないため、必要な素材や使用環境も一緒に確認します。