足す、消す、なじませる

足す、消す、なじませる作業の例先に確認すること
組み合わせる人物や製品を別の背景と合わせる。視点、画角、光の向き、素材の利用範囲。
整理する画面の不要物や気になる箇所を調整する。隠れている部分の資料と、変更してよい範囲。
効果を加える光、粒子、煙などを場面に合わせる。主役の見え方、前後のカット、動く途中の形。

止めた画面と、動く途中を確認する

  1. 輪郭と重なり

    髪、服、細い部品などの境界と、手前・奥の重なりを見ます。消える、ちらつく、不自然な縁が出る時点を記録します。

  2. 光と接地

    色や明るさ、影、地面に触れる位置を揃えます。人物が浮いて見えないか、影だけが別の方向へ動かないかを確かめます。

  3. 前後のつながり

    カット全体を再生し、動き、ぼけ、効果の変化を見ます。静止画一枚の見栄えだけで完成と判断しません。

見えない部分を、勝手に事実にしない

素材に写っていない背景や形を補う場合は、参照資料と制作上の表現を分けます。生成した人物、製品の細部、出来事を実写や確認済みの仕様として示さず、説明例としての範囲を揃えます。

カットごとに持ち寄る資料

元素材と版
加工前の映像、使用できる背景、位置や光がわかる参考資料。透過素材やマスクなど、共有できるデータの有無もわかる範囲で揃えます。
変更する箇所
カット番号と時点、残すもの、取り除くもの、加える効果。
仕上げの条件
掲載先、比率、色の扱い、音や字幕と合わせる範囲。

合成前に相談したいこと

背景が一枚しかなくても合成できますか。

動きと画角によって必要な素材が変わります。現在の素材で見せられる範囲と、追加が必要な部分を短いカットで確認します。

バンドMVの3DCGと合わせられますか。

人物・ステージ・照明などの素材と利用条件を確認し、重ねる範囲を決めます。共有できる3Dデータ、使用する音源の版、動きを合わせたい箇所を持ち寄ってください。