まず、何をどう感じてほしいか
落ち着いた対話、温かい日常、夜のバンドMV。同じ素材でも目指す印象は異なります。参考にする画面を共有し、人物、製品、背景のどの色を残すかを決めます。見本の完全な再現や、すべての端末で同じ見え方になることを先に約束しません。
整える作業と、印象を作る作業
| 整える作業と、印象を作る作業 | 見るポイント | 確認の単位 |
|---|---|---|
| 素材を揃える | 明るさ、色かぶり、カット間の差。 | 同じ場面の前後と、人物・製品の基準になる箇所。 |
| 印象を作る | 暖かさ、冷たさ、影、色の強さ。 | 物語やブランドの方向に合う代表カット。 |
| 掲載先へ合わせる | 指定された色の扱いと書き出し条件。 | 実際の納品ファイルと確認環境。 |
代表カットから、全体のつながりへ
- 基準を選ぶ
明るい場面、暗い場面、人物の寄りなど、違いが出やすい素材を選びます。元の状態と比較できるように残します。
- 方向を比較する
少数の色の方向を見比べ、残したい色と変えたい印象を言葉にします。数値だけで良し悪しを決めません。
- 通して確認する
前後のカットを再生し、急な明るさの変化や色のつながりを見ます。掲載先の条件で書き出したファイルも確認します。
確認環境も、引き継ぐ情報に
- 素材の情報
- 撮影・生成・加工の履歴と、わかる範囲の色の設定。
- 守りたい見え方
- 人物の肌、製品の色、背景の時間帯など、判断に使う資料。
- 確認した環境
- 使用した表示環境、映像の版、書き出し条件、未確認の掲載先。
色の相談でよくある確認
暗い映像を明るくすれば細部は戻りますか。
元素材に残っている情報によります。確認できない細部を復元済みとせず、調整で見せられる範囲と追加素材の必要性を確認します。
スマートフォンでも同じ色になりますか。
端末や表示設定によって見え方が変わります。想定する掲載先で確認し、どの環境で判断したかを共有します。
