どんな空間体験へ広げるか
- 利用する人の行動
- 舞台を見回す、楽器に近づく、場所を選ぶなど、利用者がしたいことを整理します。MVを再生するだけの用途とも区別します。
- 使用先
- 端末、アプリ、展示など、分かっている利用環境を共有します。対応を確認した環境と候補のままの環境を分けます。
- 引き継ぐ設定
- 舞台の形、メンバー、楽器、色と光のうち、作品から何を保ち、何を体験用に変えるかを決めます。
映像用の素材と、空間用の条件を比べる
| 映像用の素材と、空間用の条件を比べる | MVで確認すること | XRで追加確認すること |
|---|---|---|
| 見る角度 | 決めたカメラとカットでの見え方。 | 利用者が回り込む範囲、裏側、近くで見る細部。 |
| 配置と大きさ | 画面の構図とメンバーの前後関係。 | 利用空間に置く位置、大きさ、移動できる範囲。 |
| 絵柄と光 | カットごとの輪郭、影、演出。 | 視点や環境が変わったときの表示と作品らしさ。 |
| 動きと音 | 固定した映像と音源の組み合わせ。 | 操作に応じる動作・音の条件、利用範囲、開始と停止。 |
小さな空間で、途中の見え方を試す
- 代表の場所を選ぶ
ステージの一部など、体験の目的が分かる範囲で試します。映像の切り出しを、そのまま動作するXRとして扱いません。
- 見る位置を変える
近づく、回り込む、見上げるといった途中の形と重なりを確かめます。固定のカットでは見えなかった箇所も確認します。
- 実装した条件で確認する
対象の端末やアプリで、表示、操作、音を含めた開始と停止を確認します。使った版と環境、未確認の条件を残します。

MVから転用する際の確認
MVが完成していれば、そのままXRにもできますか。
見る範囲、データ、表示・操作の仕組みが異なるため、引き継げる部分と作り直す部分を確認します。映像の完成をXRの動作確認済みとは扱いません。
音楽やメンバーも使えますか。
素材と音源の利用条件、展開先、必要な操作を確認します。MVでの利用が認められていることだけで、別用途も含まれるとは判断しません。
別の納品として範囲を決める
- 作品の資料
- 舞台や人物の設定、素材の版、元の映像と音源の利用条件を共有します。
- 体験の流れ
- 開始、見てほしい対象、操作、終わり方を整理します。
- 実装と検証
- 素材制作、組み込み、端末上の確認、更新の担当を分け、MVとは別の確認範囲を残します。
