元映像と音素材の状態を確かめる

映像と発話
基準となる映像、元の発話原稿、字幕があればその版を揃えます。画面内の文字を変えるかも整理します。
分けられる音
話し声、音楽、効果音が別の素材としてあるかを確認します。音が混ざった完成版しかない場合は、扱える範囲を先に相談します。
訳文の状態
確定した訳文、用語集、正式な名称と読みを共有します。未翻訳、内容確認待ち、発音確認待ちを区別します。
用途と言語
対象の言語と地域、公開先、見る人、希望時期をお知らせください。制作と確認が可能な範囲は個別に確認します。

意味、発音、時間を分けて照合する

意味、発音、時間を分けて照合する確認する内容修正した後に見ること
意味と用語原文の要点、数字、条件、固有名詞が訳文に対応するか。短く言い換えた箇所で意味が変わっていないか。
発音と声読み、アクセント、区切り、人物や場面に合う声の方向。言語を確認できる担当が実際の音声を聞いているか。
場面の時間発話の開始と終了、図を見る間、場面の切り替わり。無理な早口や、説明の途中での場面変更がないか。
元の声の扱い元音声を残すか置き換えるか、別の音との関係。残った声との重なり、音楽や効果音との聞き分け。

短い場面で確認してから、各言語の版へ

  1. 訳文と読みを揃える

    元の場面と訳文を対応させ、固有名詞や数字の読みを確認します。話者の外見から声や発言を補作しません。

  2. 実際の声を映像へ合わせる

    言語ごとに発音、速さ、間を聞き、映像との関係を見ます。原稿側を調整した場合は内容の確認へ戻します。

  3. 公開する組合せを残す

    映像、音声、字幕、掲載文の版を揃えます。確認担当と残った事項を記録し、一言語の完了を全言語の完了としません。

吹き替えで変わる範囲

口の動きにも合わせられますか。

音声の時間を合わせることと、口元の映像を変更することは別に確認します。必要な精度、本人を基にする場合の確認、元映像の条件を共有してください。

元の話者と同じ声にできますか。

本人の確認と素材の利用範囲を先に揃えます。同じ人物らしさや言語をまたぐ再現を当然に保証せず、どこまで参考にするかと確認方法を相談します。

翻訳済みの原稿がありません。

元原稿、対象言語、正式な用語と内容を確認する担当を共有してください。翻訳と発音の確認を含め、必要な工程を整理します。

後の変更を、言語ごとに追える形へ

対応する箇所
元原稿のどこを訳した音声か、場面や発話の単位で対応を残します。
差し替えの範囲
言葉の修正が音声の長さ、字幕、映像の切り替えへ与える影響を確認します。
採用と保留
確認済みの版と確認待ちの素材を分け、公開に使う組合せを明示します。