何曲作るかと、何に使うかを分ける

同じ雰囲気の曲を複数用意したいのか、違う場面に合う曲を揃えたいのかで、計画が変わります。まず使用場面を並べ、共通して必要な条件と、曲ごとに違ってよい部分を整理します。

ここで扱うのは、用途に合わせて複数曲を制作する計画です。制作済みの音源一覧から購入することを前提にせず、必要な範囲、確認する単位、更新の予定を相談します。

共通条件と、曲ごとの差を設計する

共通条件と、曲ごとの差を設計する共通させたい条件違いを持たせる観点
使用場面同じ種類の映像、番組、空間など、想定する使い方。場面や内容に応じた印象、始まり方、終わり方。
声との関係ナレーションや会話と一緒に使うか、歌を含めるか。音の厚みや動きをどこまで変えたいか。
長さと展開掲載枠や繰り返しの必要など、使用時の条件。長さ違いで足りるものと、別の曲が必要なもの。
選ぶための情報用途、印象、版など、一覧に持たせる項目。曲ごとの特徴と、使う際に注意する条件。

代表となる案から、まとまりごとに確認する

  1. 分類と判断基準を決める

    用途の分類と必要な曲の範囲を仮に置きます。選ぶ担当が、どの資料と基準で採否を決めるかを揃えます。

  2. 少数の案で方向を確かめる

    分類ごとの違いと共通条件を、案の試聴で確認します。同じ用途に偏っていないか、足りない役割がないかを見直します。

  3. まとまりごとに試聴する

    一度に確認する範囲を決め、採用、修正、保留を記録します。個々の曲の印象と、全体として選択肢が揃っているかを分けて判断します。

  4. 一覧と音源の版を揃える

    採用したファイルと管理一覧を対応させます。差し替えや追加の際に、どの版を使うかが分かる受け渡し方を相談します。

揃えた後の管理まで、範囲を確認する

管理する項目
曲の識別名、用途、長さ、印象、採否、版など、選曲に必要な情報を決めます。項目だけ増やさず、使う人が探す方法に合わせます。
利用条件の対応
各曲で使う素材の出所や利用できる範囲を確認し、音源と対応させます。曲をまとめたことだけで、すべて同じ利用条件になるとは扱いません。
追加と差し替え
公開前の修正、後日の追加、使わなくなった版をどう管理するかを決めます。継続対応の範囲や頻度は別に相談します。
量と進行
想定する用途数や曲数、希望時期、試聴できる担当を共有します。制作量と日程は、曲の条件と確認工程を踏まえて決めます。

曲数や分類が決まっていないときは

必要な曲数が分かりません。

使いたい場面と、既存の音楽で不足していることをお知らせください。同じ曲の長さ違いでよい場面と、違う役割の曲が必要な場面を分けて整理します。

似た曲ばかりになるのを避けたいです。

分類ごとに変えたい要素と共通させたい条件を言葉にします。少数の案で方向を確認し、全体の試聴でも用途や印象の偏りを見直します。

既存の音源と一緒に管理できますか。

既存音源の一覧、元資料、利用条件と、現在の探し方を共有してください。新しく作る曲と同じ項目で整理する範囲、元の管理方法を残す範囲を相談します。