まず、音楽が変わる状態を書き出す

通常の状態
何も操作していないときや、同じ場面が続くときに、どんな音が必要かを決めます。無音にする状態も含めて整理します。
変わるきっかけ
画面の移動、操作、物語の進行など、音楽を変える条件を具体的にします。きっかけが続けて起きる場合も共有します。
戻る・終わる
前の状態に戻る、体験を中断する、最後まで進む場合の扱いを分けます。再開するときにどこから鳴らすかも検討します。

変化の仕方と、判断する点

変化の仕方と、判断する点検討する内容試す場面
曲を切り替える次の曲へ移る位置と、前の曲を終える方法。曲の途中で状態が変わる場合や、同じ操作が続く場合を試します。
重ねる音を変える同じ流れの中で、加える音や減らす音。音が増減したときの印象と、状態を行き来する場合のつながりを確認します。
同じ部分を繰り返す繰り返す範囲と、次へ進むタイミング。長く留まる場合、すぐ移る場合、途中で終える場合を分けて確認します。
止める・再開する利用者の操作や中断に応じた音の扱い。停止後の再開位置、場面を離れたとき、音を出さない設定での挙動を確認します。

音素材と、再生の仕組みを分けて決める

音楽側の範囲
曲やパート、切り替えに必要な版、繰り返す箇所など、用意する素材を整理します。
実装側の範囲
状態を判定し、音を切り替える仕組みを誰が実装・確認するかを決めます。音楽制作だけで体験全体が動く前提にはしません。
再生する環境
アプリ、展示、ゲームなどの用途と、予定する機器や実装環境を共有します。使う形式や制約は、その環境で確認します。
確認する人と条件
音楽の印象を判断する担当と、動作を確認する担当を揃えます。利用者が音を止める方法や、音がなくても伝える情報を整理します。

少ない状態で試し、例外を増やす

  1. 状態の対応を揃える

    状態、変化のきっかけ、鳴らす音を一組にして書き出します。どこを音楽で伝え、どこを画面などで伝えるかを確認します。

  2. 短い試作でつなぎを確認する

    限られた状態と音素材で、変化する位置を試します。聴こえ方の修正と、再生する仕組みの修正を分けて記録します。

  3. 戻る・中断する場合を確認する

    通常の順番だけでなく、素早い操作、繰り返し、中断と再開を確認項目に加えます。確認できた条件と、未確認の環境を残します。

実装前の企画段階から

まだ動く試作品がありません。

画面遷移図や体験の流れがあれば共有してください。音楽が変わる状態と、先に試す組合せを整理できます。再生の検証に必要な環境は別に相談します。

すべての端末で同じように切り替わりますか。

動作条件は再生の仕組みと環境によって確認が必要です。対象の端末や環境を決め、どの条件を検証するかを実装担当と揃えます。

音楽の素材だけを相談できますか。

実装担当が別にいる場合は、必要な形式、状態の一覧、切り替え方の条件を共有してください。音素材の範囲と受け渡し後の確認方法を整理します。