この案で、何を決めるか

企画の役割
映像の背景、空間の印象、登場する物など、何の制作につなげる案かを共有します。見た人にどう感じてほしいかも整理します。
既に決まったこと
舞台、時代、登場するもの、用途など、変えない条件を先に揃えます。実物や設定資料がある場合は参照する版を決めます。
まだ比べたいこと
形、色、光、質感など、案を見て選びたい要素を絞ります。一度に違いを増やしすぎず、判断の理由を残せる範囲で比較します。
確認する相手
企画、演出、設計、制作など、案を使う担当と、次に必要な情報を揃えます。

方向を探る観点

方向を探る観点案で見せること次の制作へ渡す確認
形と配置大きな形、配置、画面や空間の中心。残す形と変更可能な細部、他の対象との位置関係。
光と色時間帯や色の組合せでつくる印象。重要な対象が見えるか、他の場面とのつながり。
素材と質感表面の見え方や、古さ・新しさの印象。絵で伝えた印象と、実際の制作方法で確認すること。
世界観の整合場面や登場物に共通する特徴。設定から外れるもの、他の案と揃える要素。

案の好みを、選ぶ理由へ変える

  1. 比べる条件を揃える

    共通の題材と、今回変える要素を決めます。参考資料のどこを取り入れるか、避けるものは何かを明記します。

  2. 残す要素を選ぶ

    一枚全体の採否だけでなく、形、光、配色などのどこを残したいかを記録します。組み合わせる場合は、全体として矛盾しないかを見直します。

  3. 方向を一つの資料にまとめる

    採用した案と理由、保留した事項、次の制作で確かめることを揃えます。細部まで確定したように見せないよう、検討中の箇所を区別します。

検討用の絵から、次の制作へ

確定した方向
選んだ構図や色、残したい特徴を、案の版と対応させます。
未確定の細部
寸法、構造、背面、動きなど、絵だけでは分からない点を列挙します。必要な設計や検証は次の担当と確認します。
公開に使う範囲
社内で方向を決める資料か、外部に見せる画像かを分けます。参考素材の扱い、内容の説明、仕上げる範囲を確認します。
制作条件
必要な案の範囲、確認する時期、後工程に渡す形式を共有します。実現できる仕様や制作方法は、案の見た目と分けて相談します。

企画の輪郭を探している段階から

企画の文章だけでも相談できますか。

見せたい世界、用途、決まっている設定と未定の事項をお知らせください。最初の案で何を判断するかを整理します。

案をそのまま設計や製作に使えますか。

絵だけでは寸法、構造、材料などが確定しないため、次の制作に必要な資料と検証を別に確認します。コンセプト案から引き継ぐ要素を明確にして渡します。

途中で方向が変わるかもしれません。

変更の可能性がある条件を先に共有してください。先に決める範囲と保留する範囲を分け、案を増やす前の確認時点を相談します。