これから録る場合と、手元の音を使う場合
新たに録る場合は、誰が何を話し、どこで使うかを整理します。話す原稿や進行、参加する人、場所の条件を揃え、必要な収録方法と担当を相談します。
既存の録音がある場合は、手を加えていない元ファイルと、残したい箇所を共有してください。切り出し、順序の変更、間の調整、雑音への対応を分けて考えます。
録音前に揃える条件
- 話す内容
- 原稿や話題、正式な名称と読み、確認が必要な表現をまとめます。自由な会話の場合も、外したくない要点を決めます。
- 人と場所
- 参加する人、対面か離れた場所か、周囲の音、録り直せる時間を共有します。特定の設備を使える前提にはせず、実際の条件を確認します。
- 残す素材
- 話者ごとの音を分ける必要があるか、映像もあるか、前後に残したい間があるかを整理します。
- 公開する範囲
- 発言と素材を使える範囲、内容を確認する担当、公開前に必要な確認を揃えます。
切る位置は、前後を聴いて確かめる
- 使う箇所を示す
元音源の時刻と話している内容で、残す箇所、削る候補、判断を保留する箇所を示します。元の音は残して作業する版を分けます。
- つながりを聴く
切り口だけでなく、その前後の呼吸、言葉の勢い、会話の間を聴きます。音がつながっていても、発言の意味が変わっていないかを別に確認します。
- 全体で確認する
通して聴き、話の順序、聞き取りにくい箇所、映像がある場合のずれを確認します。直す位置と確認した版を残します。
録り直しや修復が必要か迷ったら
スマートフォンで録った音でも相談できますか。
元ファイル、録った状況、使う目的を共有してください。音を実際に確認し、編集で検討する範囲と、録り直しが必要な箇所を分けます。
言い直しや息の音はすべて消すべきですか。
番組や発話の目的に合わせて判断します。機械的に取り除かず、内容の明瞭さと話す人の自然な間を聴き比べます。
聞き取れない言葉を補えますか。
元音源にない発言を本人の言葉として補いません。原稿や本人の確認、録り直しなど、内容の根拠を確かめられる方法を相談します。
元音源と編集の判断を引き継ぐ
- 素材と指示
- 元ファイル、使う箇所の一覧、原稿や進行、必要なら対応する映像。
- 確認の記録
- 採用した版、内容の確認者、残る課題、編集で変更した範囲。
- 使用先の条件
- 必要なファイル形式、分割する単位、編集を引き継ぐ環境、希望時期。
