最初に、伝える内容と担当を揃える

使用する手話
対象とする人や地域を確認します。手話は一つの共通言語として扱わず、必要な手話を決めます。
原稿と用語
伝える目的、元の説明、固有名詞、専門用語を共有し、意味を確認する担当を決めます。
内容を確認する人
使用する手話に通じた担当者と、元情報を確認する担当者の役割を整理します。
掲載と更新
単独の映像、元映像と合わせる形式、公開先、修正が入ったときの連絡方法を決めます。

撮影と編集で、見え方を確かめる

撮影と編集で、見え方を確かめる撮影時に考えること掲載時に確かめること
表情と手の動き頭や腕、動かす範囲に余白を取り、必要な動きを切らない。小さい画面でも表情と動きを追える大きさ。
背景と服装肌、服、背景の境界が見えやすい組合せと照明を選ぶ。圧縮や明るさの変化で手や顔が見えにくくならないこと。
元映像との配置手話を掲載する場所と、元映像の大切な情報を整理する。資料、字幕、人物、再生操作との重なり。

意味と映像の確認を、同じ版へ結び付ける

  1. 内容を確認する

    元原稿の意味、用語、伝える順序を担当者と確認します。曖昧な説明は収録前に解決します。

  2. 構図を試す

    動作する範囲を確認し、表情と手が欠けない位置、大きさ、背景を決めます。

  3. 収録して編集する

    採用する内容に沿って収録し、意味のつながりを損なわないように編集します。

  4. 内容と掲載画面を確認する

    手話としての意味や自然さと、映像の欠け・重なり・再生操作を別々に確認します。指摘が直った版を採用します。

手話映像を、見つけて選べるようにする

どの映像に手話があるか、どこから再生できるかを分かるようにします。字幕や文字の説明を併せて提供する場合も、利用者が選びやすい位置に案内を置きます。

すべての聞こえにくい人が同じ方法を使うとは限りません。対象となる利用者と必要な情報の届け方を相談し、手話、字幕、文章の役割を整理します。

手話映像を相談するときに

生成した手の動きを、そのまま手話として使えますか。

自然に見える動きだけでは、手話の意味や正確さを確認できません。使用する手話に通じた人による確認を通さず、通訳や説明として採用することはしません。

字幕があれば手話映像は不要ですか。

利用する人や内容によって必要な提供方法が異なります。字幕と手話を同じものとして扱わず、どの方法を用意するかを相談します。

通訳者や出演者の手配も含まれますか。

制作内容、使用する手話、地域、日程、出演や確認の担当を先に相談してください。必要な体制と実施できる範囲を確認してから進めます。