解決策の前に、困っている場面を記す

この記事は取り組みを検討するための方法を扱います。売上予測、投資判断、会社の事業計画や達成実績を示すものではありません。

誰が、どの場面で、何をしようとして困るのかを書きます。自分の推測と、実際に聞いたこと・見たことを分けると、先に確かめるべき点が見えてきます。

仮説を三つに分ける

仮説を三つに分ける考えていること確かめる材料
課題困りごとがどの場面にあるか。具体的な経験、現在の対処、困る条件。
方法どんな働きかけで状況を変えられそうか。小さな試作や説明を見た反応、実際の使い方。
継続運用を続けるために何が必要か。作業量、確認の手間、材料の用意、残る負担。

一回の試行で一つの問いに答える

良い反応だけを集めず、判断に使う条件を先に置きます。

  1. 先に確かめる仮説を選ぶ

    外れた場合に計画が大きく変わる仮説を見つけます。調べやすさだけで選ばず、判断への影響を考えてください。

  2. 試す範囲と記録を決める

    対象、使う場面、見たい変化を絞ります。感想、行動、作業の負担など、何をどう記録するかを分けます。

  3. 結果から次の選択をする

    続ける、方法を変える、対象を変える、保留する選択肢を比べます。期待した結果が出なかった場合も、その条件を残します。

便利さと、続けられることを一緒に見る

一つの作業が短くなっても、別の人の確認や素材の整理が増える場合があります。目立つ変化だけでなく、仕事全体で何が変わったかを見てください。

試した範囲で分かったことと、まだ確かめていない規模や使い方を区別します。小さな試行の反応を、そのまま将来の成果へ広げないようにします。

試す順番に迷ったら

試作品を先に作れば課題が分かりますか。

試作品は反応を見る材料になりますが、何を確かめるかが曖昧だと判断しにくくなります。困っている場面と、試作品で答えたい問いを先に整理してください。

良い感想が多ければ次へ進めますか。

感想がどの場面や条件に基づくかを確かめます。実際の利用や運用に関する未確認の点が残る場合は、次の試行の問いとして分けてください。