誰が、何を終えるための画面か

初めて使う人と毎日使う人では、必要な説明やよく使う操作が異なります。対象者、使う場所、操作を終えたと判断できる状態を、一つの利用場面として書き出します。

例えば申し込みの画面なら、入力欄の数だけでなく、途中で必要になる資料、入力を中断する場面、送信後に知りたいことまでを対象にします。

同じ画面でも、状態ごとに伝えることを変える

同じ画面でも、状態ごとに伝えることを変える伝える内容確かめる操作
入力中必須項目、入力例、保存されるタイミング。説明を見ながら入力でき、次の項目へ進めるか。
処理を待つ間何を待ち、同じ操作を繰り返す必要があるか。待機中に押せる操作が、意図しない重複処理を生まないか。
入力に問題があるとき該当箇所と直し方。入力済みの内容を保ち、問題のある箇所へ戻れるか。
完了したとき受付のみか、処理まで終わったか。結果を確認し、その後の行動へ進めるか。

画面を順に操作して確かめる

  1. 入口からたどる

    前のページや通知から来た人が、画面の目的と必要な準備を理解できるかを確認します。

  2. 異なる方法で操作する

    キーボード、タッチ操作、文字を大きくした表示で、入力欄、説明、エラー、操作ボタンの順序を確かめます。

  3. 途中の失敗から戻る

    通信が途切れた場合や入力を直す場合を含め、利用者が状態を判断し、重複操作を避けて再開できるかを確認します。

判断に使う画面と記録

画面の一覧
通常時だけでなく、空の一覧、読み込み中、権限不足、エラー時の表示を並べる。
確認条件
端末、画面幅、文字の大きさ、操作方法、入力例を記録し、同じ条件で見直せるようにする。
処理との境界
画面で伝える完了状態と、バックエンドが確定する処理の状態を照合する。

最初の一画面を選ぶ

検討を始めるときは、利用頻度が高い画面か、途中で止まると困る画面を一つ選びます。利用者の用事、現在の画面、困っている操作、完了とみなす状態をそろえると、見直す範囲を具体的にできます。

画面の説明だけでは解決できない待機や重複処理は、バックエンドの状態管理と合わせて検討します。