まず、何に使った費用かをそろえる

  1. 比較する範囲と期間を決める

    本番と検証、サービス、担当用途など、説明したい単位を決めます。税や集計の扱いが異なる数字をそのまま比較しないようにします。

  2. 用途ごとに分類する

    Cost Explorerのサービス、アカウント、タグなどによる分類を使い、どの部分が変わったかを調べます。タグの意味と付け方もそろえます。

  3. 増減の理由を合わせて記録する

    利用者数の変化、データ追加、一時的な検証などを確認します。額が増えた理由と、不要な利用が残っているかを分けて考えます。

見直す対象によって、確認する品質が変わる

見直す対象によって、確認する品質が変わる使っていない資源保存するデータ処理と配信の設定
見直しの起点用途と担当が分からないものを調べる保持期間と過去版の量を確認する利用状況と設定の対応を見る
変更前の確認依存先、再利用予定、復旧手段原本、許諾情報、復元に必要な範囲待ち時間、失敗、取得結果への影響
変更後の確認必要な機能が動くか必要な版を引き続き参照できるか費用と利用者体験を同じ条件で比較できるか

予算通知は、支出を即時に止める装置ではない

AWS Budgetsの通知を検討するときは、料金の集計から通知までに遅れがあることを前提にします。通知条件を超えてからも利用が続く可能性があり、通知だけを支払上限として扱わないようにします。

通知を受けたときに、何を調べ、どの利用を止めてよいかを決めます。停止が業務に与える影響や、止めても残る費用を確認する必要があるため、通知先の設定と対応手順を一緒に考えます。

削減額と一緒に残す、変更の根拠

比較条件
対象の用途、期間、利用量、設定変更を記録し、異なる条件の合計額だけで効果を判断しないようにします。
品質の確認
必要な応答、処理の完了、データ保持、復旧の条件を維持できるかを確認します。
戻す条件
期待した効果が出ない場合や業務に支障が出た場合に、何を元へ戻すかを事前に決めます。契約や長期の利用約束が伴う変更は別途条件を確認します。

見積もりと実際の費用を考える

予算アラートを設定すれば、その金額で利用が止まりますか。

通知だけでは利用停止や支払上限を保証しません。集計や通知の遅れも踏まえ、通知を受けた後の調査と必要な対応を決めておきます。

合計額が下がれば、最適化できたと判断できますか。

利用量が減っただけの可能性や、必要な機能を失った可能性もあります。用途ごとの費用と利用条件、必要な品質を合わせて確認します。