制作物
卒業論文
当時、私は電子工学科の学生でしたが、情報系の学生に比べてプログラミングの経験は少ない状況でした。それでも強い興味から、プログラミング実験が可能な研究室を選びました。しかし、MPFRライブラリやコンパイル、TeXなど、未知のツールに直面し、不安と戸惑いを感じていました。卒業論文では質と量の両方が求められる中、自分が本当に面白いと思える瞬間に時間を費やしたいという強い思いがありました。
そんな中で出会ったのがChatGPTでした。これを活用することで、未知のライブラリやTeXのエラー解決が飛躍的に効率化されました。具体的には、MPFRライブラリの使い方やTeXのエラーに対して、ChatGPTが的確なサポートを提供してくれました。そのおかげで、自分の好きなことや得意な部分にエネルギーを集中することができたのです。その結果、研究の本質に深く取り組む時間が増え、充実感と達成感を得ることができました。
さらに、文章作成においても、伝えたい内容は自分でしっかりと表現しつつ、レイアウトや必要だが興味の薄い情報の整理はChatGPTに任せることで、時間を有効活用できました。生成AIが研究効率や創造性に与える影響は非常に大きく、私の研究生活を力強く支えてくれたと実感しています。
この経験から、生成AIの持つ可能性を強く感じました。未知の課題に直面したときでも、ChatGPTのようなパートナーがいれば、壁を乗り越え、情熱を注げる分野に集中できます。学生、ビジネスユーザー、企業、クリエイター——あらゆる人々にとって、生成AIは新たな可能性を切り開く鍵となるでしょう。